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ベートーベンの名曲。人気のクラシック音楽
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ベートーベンの名曲。人気のクラシック音楽

「運命」「エリーゼのために」などの名曲で知られる大作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが残した数々の曲の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。

史上、最も偉大な音楽家の一人による、美しい旋律の調べに心奪われてください。

もくじ

ベートーベンの名曲。人気のクラシック音楽

ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven

『月光ソナタ』として広く知られている、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2』。

特に、深い悲しみを表すかのようにゆったりと進行していく第1楽章は、「美しいピアノ作品」として必ずといってよいほど名前が挙がる名曲です。

『月光ソナタ』の愛称は、ベートーヴェンの死後、音楽評論家がこの曲に対して述べた言葉からとられたもの。

作曲者本人が何をイメージしていたかは定かではありませんが、『月光』以上にこの曲にふさわしい言葉はないのではないでしょうか?

ゆり

無言歌集 第1巻 Op.19 第6曲 ヴェネツィアの舟歌 第1Felix Mendelssohn

『無言歌集 第1巻 Op.19 第6曲 ヴェネツィアの舟歌 第1』は、波の揺らぎを彷彿とさせるリズミカルな旋律が魅力的な一曲です。

8分の6拍子を基調としたこの楽曲は、船が水面を滑るような柔らかな左手の伴奏と、メロディックな右手が織りなす和音が心地よい対話を奏でます。

ゆったりと流れる時間を感じさせながらも、技術的な難しさはそれほど高くないため、ピアノ愛好家にも親しまれています。

静かな水辺で聴くような、清らかで穏やかな心持ちになること間違いなしです。

船歌ならではの魅力を存分に味わい、心ゆくまでこの曲の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。

RAG MUSIC 編集部

無言歌集 第8巻 Op.102 第4曲 そよ風Felix Mendelssohn

『無言歌集』第8巻Op.102から選りすぐられた第4曲「そよ風」は、Felix Mendelssohnが残したピアノのための小品であり、中級者でもアプローチしやすい美しい曲です。

優雅な旋律は聴く者の心を捉え、繊細なアルペジオが楽曲に華やかさを添えます。

左手の分散和音は曲の流れるようなリズムを支え、右手は澄んだ旋律線を歌い上げます。

スラーの使い方や適切なペダルのコントロールが重要で、滑らかに奏でることで一層の魅力を引き出すことが可能です。

音楽愛好家であれば一度は手に取りたい、Mendelssohnのロマン派を代表する名曲と言えるでしょう。

クラシック音楽の中でも特にオススメしたい、心を奪われる「そよ風」には是非耳を傾けてみてください。

RAG MUSIC 編集部

練習曲 作品10-3「別れの曲」Frederic Chopin

『別れの曲』として知られている、フレデリック・ショパン作曲の『練習曲 作品10-3』。

ショパンは、テクニック的な要素に加え、高い芸術性を備えたピアノのための練習曲を27曲手掛けていますが、なかでもこの曲は美しいメロディーと親しみやすい曲調で人気の高い作品の一つとされています。

ショパンの練習曲のなかでは、比較的難易度の低い楽曲ですが、細かなテクニックの練習は必須です。

しかし、指の動きだけにとらわれて機械的な演奏にならないよう、メロディーのなめらかさや中間部の曲調の変化などを意識して弾けるとよいでしょう。

ゆり

ピアノソナタ第25番 ト長調 作品79Ludwig van Beethoven

メロディーのモチーフがかっこうの鳴き声に似ていることから「かっこう」と呼ばれることもある曲です。

愛らしく軽快で、親しみやすい曲となっています。

ベートーヴェンのピアノソナタとしては短く小品で、難易度も低い作品です。

バラード 4番Frederic Chopin

4曲あるバラードの中で最も難度が高いと言われている作品です。

テクニック的な面での難度が高いため、曲の表現まで余裕が持てず、折角のメロディを台無しにしてしまう!

という意見が評論家の中で上がった事もあるんだとか。

テーマのメロディは切なく美しく、とても素敵な曲です。