美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
美しすぎるクラシックを一挙紹介!
クラシックには美しい曲がたくさんありますよね~。
今回は、その中でも特に美しい「美しすぎるクラシック」をピックアップしてみました!
長い歴史をこえて語り継がれる名曲たちがラインナップしていますよ!
美しいクラシックといえば、穏やかで爽やかものをイメージする方は多いと思います。
ですが、今回は暗めの曲調のものも、いくつかチョイスしてみました!
短調が好きな方でも、楽しめる内容と思います。
それでは、ゆっくりとご覧ください!
もくじ
- 美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- 愛の夢 第3番Franz Liszt
- ベルガマスク組曲より「月の光」Claude Debussy
- 水の戯れJoseph-Maurice Ravel
- 弦楽のためのアダージョSamuel Barber
- 亡き女王のためのパヴァーヌMaurice Ravel
- 練習曲作品10の3「別れの曲」Frederic Chopin
- アヴェマリアJ.S.Bach/Gounod
- 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲Pietro Mascagni
- 「レクイエム」より「涙の日(ラクリモーサ)」Wolfgang Amadeus Mozart
- 弦楽とオルガンのためのアダージョTomaso Albinoni
- ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」Ludwig van Beethoven
- 亡き女王のためのパヴァーヌJoseph-Maurice Ravel
- ヴォカリーズSergei Vasil’evich Rachmaninov
- ノクターン第20番「遺作」Frederic Chopin
- ノクターン第2番 作品9の2Frederic Chopin
- ヴォカリーズ Op.34-14Sergei Rachmaninov
- 夢想Claude Debussy
- 歌劇「クセルクセス」より「オンブラ・マイ・フ」Georg Friedrich Händel
- ラ・カンパネラFranz Liszt
- アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart
- 愛のあいさつSir Edward William Elgar
- ジムノペディ 第1番Erik Satie
- ピアノ協奏曲第2番Sergei Vasil’evich Rachmaninov
- 「無言歌集 第2巻」より ヴェネツィアの舟歌 第2 嬰へ短調Felix Mendelssohn
- G線上のアリアJ.S.Bach
- アヴェ・マリアFranz Peter Schubert
- 平均律クラヴィーラ 第1巻 第1番 プレリュード BWV846J.S.Bach
- ワルツ第10番Frederic Chopin
- ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven
- 水の戯れMaurice Ravel
- ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven
- 組曲「惑星」より「木星(ジュピター)」Gustav Holst
- 忘れられた映像 第2曲「ルーヴルの思い出」Claude Debussy
- 組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」Camille Saint-Saëns
- ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64Felix Mendelssohn
- ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy
- ノクターン第1番Frederic Chopin
- ロンド カプリチオーソCamille Saint-Saëns
- タイスの瞑想曲Jules Emile Frédéric Massenet
- アリオーソJ.S.Bach
- シシリエンヌGabriel Urbain Fauré
- バガテル作品47Antonín Leopold Dvořák
- バレエ音楽「白鳥の湖」第2幕より「情景」Peter Ilyich Tchaikovsky
- クラリネット協奏曲イ長調K.622 第2楽章Wolfgang Amadeus Mozart
- 歌劇「リナルド」より「私を泣かせてください」Georg Friedrich Händel
- スラヴ舞曲 作品72の2Antonín Leopold Dvořák
- 2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV 1043J.S.Bach
- 無言歌集より「春の歌」Felix Mendelssohn
- シャコンヌ ト短調Vitali
- ブランデンブルク協奏曲 第6番J.S.Bach
美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
愛の夢 第3番Franz Liszt
ピアノの魔術師フランツ・リストが1845年に歌曲として作曲し、1850年にピアノ独奏版に仕上げた『愛の夢 第3番』。
深い愛をテーマにしたこの曲には、リストの恋愛経験が色濃く反映されているといいます。
ロマンティックな響きや劇的な盛り上がりから、リストの恋愛が情熱的なものであったことがうかがえますよね。
深夜の静寂の中、星空を眺めながらこの曲に耳を傾ければ、日々の忙しさを忘れ、魂の安らぎを見いだせるかもしれません。
ベルガマスク組曲より「月の光」Claude Debussy
「月の光」というタイトルから、幻想的な月夜をイメージするこの曲。
しかし、ドビュッシーが描こうとしたのは、ただの月の光の情景ではありませんでした。
この曲は、フランスの詩人ヴェルレーヌの詩集『雅なうたげ』に収められた「月の光」からインスピレーションを受けています。
この詩には、楽しいことや悲しいことという相反するものがこん然一体となった、曖昧な世界が描かれています。
この詩にひかれたドビュッシーは言葉を使わずに、曖昧な「月の光」の世界を描きました。
(HATSUMI)
水の戯れJoseph-Maurice Ravel
水が変幻自在に色や表情を変える様子が描写されている1曲。
楽譜の冒頭には、アンリ・ド・レニエの詩「水の祭典」から引用した「水にくすぐられてほほ笑む河の神……」というテキストが添えられています。
曲名はリストの『エステ荘の噴水』に影響されていますが、ラヴェルは噴水そのものというよりも、光の加減とともに変化する水の色彩と音響を表現しようとしていたのでしょうね。
(HATSUMI)
弦楽のためのアダージョSamuel Barber
20世紀に活躍したアメリカ出身の作曲家であるサミュエル・バーバーの代表作品。
作曲者の名前をとって『バーバーのアダージョ』とも呼ばれています。
もともとは、彼が作曲した『弦楽四重奏曲 ロ短調 作品11』の第2楽章を弦楽合奏用に編曲したものであり、また『アニュス・デイ』という無伴奏混声合唱曲にも編曲されました。
すすり泣くような切ない旋律と、中間部終わりの激しく突き上げる悲痛なクライマックスが魅力的な作品です。
(HATSUMI)
亡き女王のためのパヴァーヌMaurice Ravel
ピアノ作品の名作を聞かれると、多くの方は『亡き女王のためのパヴァーヌ』をイメージするのではないでしょうか?
本作は前衛的な音楽性で現代音楽に多大な影響をもたらした作曲家、モーリス・ラヴェルの名作です。
モーリス・ラヴェルは生前、この楽曲に対する評価を明言してこなかったのですが、晩年になってからはこの楽曲に対する特別な思いを述べています。
そういった背景を知ることで、より一層感動できるので、ぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
練習曲作品10の3「別れの曲」Frederic Chopin
冒頭の旋律は特に有名で、誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
日本では「別れの曲」として有名ですが、これは1934年のショパンの生涯を描いたドイツ映画『別れの曲』でこの曲が使われていたために、こう呼ばれるようになりました。
この曲が作曲された頃、ショパンは故郷ポーランドを離れパリへと拠点を移しています。
パリでの成功を夢見る心情と田舎を懐かしむ心情が重なり合っていたであろう当時のショパンの心情が、温かくも時より激しい旋律によく表れています。
(HATSUMI)