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クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。

美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。

あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。

時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。

クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

喜歌劇「軽騎兵」より序曲Franz von Suppé

もともと全2幕のオペレッタ作品「軽騎兵」で演奏される曲とのことですが、肝心のオペレッタはあまり上演されることはないようです。

印象的なファンファーレと軽快なメロディーで知られており、教科書にも載っている曲です。

交響曲第7番Ludwig van Beethoven

9つの交響曲の中で「最もバランスの良い作品」と評されている「ベト7」。

リズムがとても印象に残る曲で、現代でも人気のある曲の1つです。

この曲はベートーベンが41歳のときの作品ですが、この頃の作品は明るい前向きな曲が多くみられます。

戦争や恋人であったテレーゼとの失恋を乗り越えて新たな歩みを始めたベートーベンの生きる力が曲に表れているようです。

各楽章に特徴的なリズムを使用しており、エネルギッシュで聴きやすい作品です。

HATSUMI

ワルツ「美しき青きドナウ」Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世のワルツ『美しき青きドナウ』、『ウィーンの森の物語』と『皇帝円舞曲』とともにシュトラウス2世の「三大ワルツ」と言われています。

オーストリアにおいては、「第二の国歌」と呼ばれています。

この曲は、オーストラリアの統合をドナウの流れに象徴する曲で知られていて、ウィーンフィルの新春コンサートでは必ず演奏される曲としても有名曲ですね。

ピアノソナタ23番「熱情」Ludwig van Beethoven

数ある彼のピアノ曲の中で、最も激しい曲の1つとされている『熱情』。

友人である宮殿の主ブルンスヴィク伯爵の妹、ヨゼフィーネにピアノを教えていたベートーベンは彼女に恋をしますが、平民と貴族という「身分の差」をこえられず、結局2人が結ばれることはありませんでした。

「熱情」は、そんなかなわぬ恋の苦しみの中で書かれたといいます。

大胆に目まぐるしく変わる強弱、旋律を打ち破るような強烈な和音の響きなどから、ベートーベンの心に秘めた激しい思いが感じ取れます。

HATSUMI

主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

バッハが1723年に主の母マリア訪問の祝日のために作曲したといわれる教会カンタータで、全10曲からなり、最後のコラールは『主よ、人の望みの喜びよ』の名前で広く知られています。

現代ではクラシックのBGMとしても聴いたことがある方は多いのではないでしょうか。

音楽の父と呼ばれるバッハは、洗練された対位法を用いた曲をたくさん作りました。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

憾み瀧廉太郎

童謡で有名な滝廉太郎の遺作。

日本人で初めてピアノ独奏曲を作曲した人でもあり、この曲もピアノ曲です。

タイトルは恐ろしい感じがしますが、曲は病に冒された無念を昇華したかのような悲しくも美しいメロディが奏でられます。