オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。
なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。
今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。
管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。
ぜひチェックしてみてください。
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オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
交響曲第39番Wolfgang Amadeus Mozart
オーボエが使われていない交響曲。
モーツァルトの楽曲ではめずらしいこととされています。
最初は心を包むようによりそってきて。
すこーし疑い深い感じになってはなれていきます。
またその疑いが晴れて、近づいてくる。
後は雨のように音色が頭に降りかかっています。
こんなつかみどころがない人っていますよね。
そんな人のイメージが浮かぶのです。
(えん)
「我が祖国」より モルダウBedrich Smetana
プラハを流れるブルタバ川(モルダウ)をとりまく風景を描いた、美しい名曲。
森林を抜け、農家の結婚式を通り過ぎ、夜には月の明かりのもとで水の妖精が舞う…そんな情景が目に浮かんできます。
スメタナの故郷への愛が詰まった作品です。
組曲 展覧会の絵Modest Mussorgsky
タイトルにある「展覧会の絵」とは、ムソルグスキーの亡くなった友人の遺作の絵を、展覧会で見た時の気持ち音楽にしたものです。
ピアノ曲として作曲されたものですが、かの有名なラヴェルがオーケストラの曲として編曲しました。
トランペットのソロがすばらしい曲です。
E.T.John Williams
映画「E.T.」で使われたテーマソングです。
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
神秘的で壮大なこの曲は聴いていて、とても気分が高まります。
2016年には「E.T.」を、大スクリーン上映と100名のフルオーケストラで体感できるイベントが日本で開催されました。
映画と音楽好きにはたまらないイベントです。
交響曲第一番Vasily Kalinnikov
カリンニコフは、貧しい家庭に育ったために数々の苦難に見舞われ、最晩年には結核を発症し35歳の誕生日を目前にこの世をさりました。
その短い生涯からあまり知られていない作曲家ですが、この曲には確かな魅力があります。
主題がさまざまに展開していく第1楽章、静寂な雰囲気のなかで穏やかで美しく、情緒的な旋律が奏でられる第2楽章、リズミカルで快活な民族舞踊的旋律が特徴的な第3楽章、これまでの楽章に登場したさまざまな主題が登場し自由で多様な展開を見せる第4楽章と、聴きどころ満載の1曲です。
(HATSUMI)
交響曲第6番「悲愴」Peter Ilyich Tchaikovsky
明るい曲がよく知られているチャイコフスキーですが、この曲はタイトルの通り、悲しく重いテーマが流れています。
本人も自信を持って世に送り出した大作で、人生について取り上げているともいわれています。
4楽章の終わり方にも注目。