オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。
なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。
今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。
管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。
ぜひチェックしてみてください。
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オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
交響曲第3番 変ホ長調作品97「ライン」Robert Schumann
1850年に作曲されました。
番号は3番ですが、4曲ある交響曲の中で最後に書かれたものが「ライン」です。
シューマンは40歳で、デュッセルドルフに引っ越してきました。
そこでライン川沿いの暮らしからインスピレーションを得た作品といわれています。
第1楽章の生き生きとしたメロディは聴いている人を明るい気持ちにさせます。
亡き女王のためのパヴァーヌAntonio Pedrotti
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲した楽曲です。
もともとはピアノ曲でしたが、有名なのは1910年にラヴェル自身が編曲した管弦楽曲バージョンのほうでしょう。
その美しい旋律と、比較的高くない演奏の難度によるものか、演奏会などで披露されることも多く、「タイトルは知らなかったけど聴いたことがある」という人も多いのではないでしょうか。
美しき青きドナウJohann Strauss II
『ウィーンの森の物語』『皇帝円舞曲』とともにシュトラウス2世の三大ワルツに数えられている中でも、もっとも人気のある曲です。
オーストリアでは非公式ではありますが第二の国歌とも呼ばれています。
競技ダンス、バレエのコンクールなどでも使用することが多く、郵便局や製薬会社のCMでも使われていたこともあり、誰もが一度は聴いたことがある曲だと思います。
国内、国外を問わず、ニュー・イヤー・コンサートで演奏される際には、序奏部を少しだけ演奏した後にいったん打ち切って、指揮者や団員の新年のあいさつが続くのが習慣となっています。
交響曲 第104番「ロンドン」Franz Joseph Haydn
交響曲第104番「ロンドン」は交響曲の父と称されるハイドンの最後の交響曲です。
「ロンドン」というタイトルに深い意味はなく、この曲がロンドンで作曲されたためそう呼ばれています。
始まりから感じる、重く厳粛な空気は、緊張感を走らせ、聴いてる人を強く引き込みます。
第4楽章から構成されるこの曲は、威厳のあるところもあれば、品の良い穏やかなメロディ、テンポの良いメヌエットもあり、聴いていて飽きません。
交響曲第9番「合唱」Ludwig van Beethoven
「第9」の愛称でも有名なベートーベンの『交響曲第9番』。
年末にはさまざまなとことで演奏されていますよね。
合唱が付く第4楽章を誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
合唱のメロディーは日本語の歌である『歓喜の歌』としても親しまれています。
日本語だけでなく世界中のあらゆる言語に翻訳されており、その歌詞で歌われることもあります。
ぜひこの機会に「第9」を最初から最後まで味わってみてください!
(HATSUMI)
歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini
曲名の『ウィリアム・テル』は、中世スイスの英雄の名です。
伝説上の人ですが、スイス人からは人気があります。
エピソードとしては高慢な権力者にひるまず、勇かんに立ち向かった話が有名です。
そのお話ではテルの行動が、占領されていたスイスの独立をもたらしたといわれています。
テルの強さと勇かんさを、おおいに描いた1曲です。
(えん)