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オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ

誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。

なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。

今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。

管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。

ぜひチェックしてみてください。

オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ

ボレロMaurice Ravel

1928年に作曲されたバレエ音楽で、永遠の名曲とされ、現代でも深く広く愛されています。

繰り返しの多いリズムとメロディが特徴的で、非常に耳に残りやすい曲です。

作曲家のモーリスさんは、そこを狙いとしました。

同じリズム、同じ旋律の曲。

この時代、そんなものは誰も作ろうとしませんでした。

彼の作曲能力の高さと信念を感じる1曲ですね。

交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt

「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リストがピアニストを引退し、作曲家・指揮者に専念するようになって発表した 3曲目の交響詩。

この交響詩には、「私たちの人生は、『死』へのプレリュードである」とはじまる標題が掲げられています。

曲は切れ目のない演奏が印象的で、「人生の始まり、愛」「嵐」「田園」「戦い」をイメージした4つの部分から構成されています。

管弦楽の豊かな色彩を用いて描かれた人生のドラマをお楽しみください。

HATSUMI

亡き女王のためのパヴァーヌAntonio Pedrotti

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲した楽曲です。

もともとはピアノ曲でしたが、有名なのは1910年にラヴェル自身が編曲した管弦楽曲バージョンのほうでしょう。

その美しい旋律と、比較的高くない演奏の難度によるものか、演奏会などで披露されることも多く、「タイトルは知らなかったけど聴いたことがある」という人も多いのではないでしょうか。

Yu Kishimoto

「我が祖国」より モルダウBedrich Smetana

プラハを流れるブルタバ川(モルダウ)をとりまく風景を描いた、美しい名曲。

森林を抜け、農家の結婚式を通り過ぎ、夜には月の明かりのもとで水の妖精が舞う…そんな情景が目に浮かんできます。

スメタナの故郷への愛が詰まった作品です。

カノンJohann Pachelbel

バロック時代に活躍したドイツの作曲家であるパッヘルベルの作品で最も有名で最も愛されている作品。

カノンとは『かえるの合唱』のように、主声部の奏でたフレーズを第二声部、第三声部がなどが模倣しながら進んでいく音楽を指します。

さまざまなな楽器によって紡がれていく繰り返し出てくる旋律に耳を傾けながら聴いてみてください。

この曲のコード進行は「大逆循環」と呼ばれる4小節単位でコードが循環するという特徴があり、人の心をつかむ美しい曲を作りやすい進行と言われています。

HATSUMI

シンコペイテッド・クロックLeroy Anderson

「シンコペーション」とは拍子、アクセント、リズムを意図的にずらし、ノリやメリハリをつけることをいいます。

シンコペイテッド・クロックではその技法を使っていてそのずらし方がとても絶妙で、1度聴いただけで忘れられなくなる曲です。